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医療タイムス

  • eyamashita1101
  • 2023年3月23日
  • 読了時間: 1分

理事長 上昌広

【コラム】7年目を迎えた医療ガバナンス研究所 2023/3/22

「多くの支援者・スタッフのお陰で何とか活動を継続してきた。この場を借りて御礼申し上げたい。

 私が、東京大学医科学研究所の研究室を閉鎖して、NPO法人を立ち上げたのは、医師の育成には診療と研究の両立が不可欠で、自由に診療・研究するには経済的に自立しなければならないと考えたからだ。

 下図は、われわれのグループが発表した英文論文数の推移だ。東大から独立後、生産性が向上していることが分かる。研究の自由度が増し、研究資金も増えたからだ。

 特記すべきは、22年に発表した112報の論文のうち、29報(26%)は大学生が筆頭著者であることだ。医学生が実際に研究に従事し、英文論文をまとめるという作業を通じて、思考力が身に付く。

 医師は、診療して、調べて、書くという作業を一生続ける。医学生は、われわれのグループのインターンを通じて、その第一歩を経験することになる。」

小さくてもいいから、やれることはある。われわれが発表した論文は、すべてそのような研究だ。私は、臨床現場で役立つ研究を積み重ねることで、わが国の医療現場は少しずつ改善していくと信じている。このような作業を通じ、「官ではない公」を作りたいと願っている。



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