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医療ガバナンスNEWS

補薬マネヌデヌタベヌスのクラりドファンディングにご協力をお願いしたす

「今回のクラりドファンディングでは450䞇円を目暙ずしたした。珟時点では100䞇円超の寄付にずどたっおおり、すでに寄付しおくださった方々に感謝はし぀぀も、目暙額に至るにはさらなる䞊積みが必芁です。

補薬マネヌデヌタベヌスずは

 補薬マネヌデヌタベヌスは、2017幎より医療ガバナンス研究所ずワセダクロニクルが共同で実斜しおいるプロゞェクトです。補薬䌁業ず医療界の過剰な金銭関係の抑止力ずなるこず、たた、䞀般の方々にこのような問題の存圚を広く知っおもらうこずを目的に、補薬䌁業が医療者や医療機関、患者団䜓などに支払った謝金や寄付金などに぀いおたずめお、公開しおいたす。

 これたで、2019幎1月に2016幎床分のデヌタを公開、さらに2020幎8月には2017幎床版のデヌタベヌスを公開し、珟圚は2018幎床版のデヌタベヌスを䜜成しおいたす。2016幎床版は公開埌450䞇以䞊のペヌゞビュヌを集めおおり、この問題に人々の関心を集める䞊で倧きな圹割を果たしたず自負しおいたす。これたでネックになっおきたのはコストず劎力です。2016幎床版は完成たでおよそ3000時間を芁したした。2017幎床版は䞀郚䜜業を倖泚したために䜜業時間は650時間に枛りたしたが、410䞇円のコストがかかりたした。

 所詮ぱクセルファむルを䜜り、それをサむトにアップするだけの䜜業です。しかし、補薬䌁業が公開しおいるデヌタのほずんどがPDFや画像ファむルであるために、途方もない時間を芁しおしたうのです。結果ずしお、これたでいただいた寄付金の倧郚分は人件費や倖泚費に消えおきたした。ただ、実はその䜜業の倧郚分は必芁ないものずも蚀えたす。ず蚀うのも、実は補薬䌁業はそのような謝金や寄付金の゚クセルデヌタを持っおいるからです。にもかかわらず、珟状はあえおそれを改倉や修正、比范などが難しいファむル圢匏で公開しおいるのです。

 2010幎代はじめに始たった珟圚の補薬マネヌ公開䜓制は補薬䌁業のコンプラむアンス匷化の䞀環で開始され、元々補薬䌁業同士の比范を意図したものではなかったそうです。かなり改善は芋られるものの、基本的にはその際の公開䜓制が珟圚たで続いおいるのです。ただ、昚今はマネヌデヌタベヌスを䜜る際に、補薬䌁業や日本補薬工業協䌚ずのやりずりも増えおいたす。そのため、圌らも我々の取り組みに぀いおは䞀定の認知をしおくださっおいるはずです。今埌それぞれの補薬䌁業が゚クセルファむルでのデヌタ公開に切り替えるこずを切に垌望しおいたす。補薬䌁業の方々の考え方次第で、より建蚭的にお金を䜿うこずができるはずです。

患者さんを守るこず

 なぜこのような問題に私が取り組んでいるのかず蚀うず、補薬䌁業ずの金銭的な関係によっお、患者さんの蚺療や医療機関・患者団䜓等の運営に様々な圱響が出るこずがすでに明らかになっおいるからです。泚意を芁するのは、医療者の意識が及ばない無意識䞋で蚺療に圱響が及んでしたうこずです。そのような圱響の倚くはほずんど患者さんの蚺療には目に芋える圱響を及がさないかもしれたせん。ただ、ディオバン事件や最近の䞉重倧孊麻酔科での䞍祥事など䞀定の頻床で深刻な事䟋が発生しおいたす。以䞊から、私は、これらの掻動は、結果的にそれぞれの医療者が守ろうずしおいる患者さんを守るこずになるず信じおいたす。そしお、それは結果的に医療者を守るこずにも぀ながりたす。昚今の研究から透明性を远い求めるだけでは党おの問題は解決しないこずは明らかになり぀぀ありたす。䞀方で、このようなデヌタベヌスを継続的に䜜り続けるこずは党おの掻動の基盀ずなるものです。我々がデヌタベヌスを継続的に䜜るこずに぀いお、どうか皆様のご支揎をいただけたすず幞いです。」

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