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福島民友

  • eyamashita1101
  • 10月22日
  • 読了時間: 1分

研究員 坪倉正治


【連載】「坪倉先生の放射線教室」551 避難所の目安「3.5平方メートル」へ


2025/10/11


「避難所基準」はどう変わったのか

―― 東日本大震災の教訓と、国際標準への一歩


東日本大震災と原発事故を機に、避難所の在り方は大きく見直されました。

当時の避難生活では、狭さ・プライバシー・衛生面の問題が深刻であり、災害後の健康被害やストレスを助長する要因ともなりました。


2024年、政府は避難所運営ガイドラインを改訂し、これまでの「1人あたり約2㎡」という国内目安を見直し、国際的なスフィア基準(3.5㎡)を明記。避難所の最低基準が国際標準に近づこうとしています。


とはいえ、施設面積や資材・人員の制約から、全ての避難所で基準を満たすのは容易ではありません。それでも、改善を積み重ねる姿勢が、次の災害への備えにつながる――。

東日本大震災、能登地震に寄り添ってきた筆者だからこそ伝えられる一遍です。



Summary by E. Yamashita, MEGRI (based on original articles authored by others).

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