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インターン

医療ガバナンス研究所の目標は、世界と戦える若い人材を育てることです。

私たちは、医学生に限らず、あらゆる若者をインターンとして受け入れ、患者中心の思考を養成するためのプログラムを、それぞれのニーズやキャラクターに合わせて個別に提供しています。彼らにコミットし、現場での経験を通して、成長を促します。

また、特に医学生においては、医師としてのスキルを醸成するために研究活動を重視しています。

ぜひ私たちと世界の舞台で切磋琢磨しませんか。

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佐賀大学 医学部医学科四年

中橋 高帆

飛び込みインターン生の奮闘記

1.    医療ガバナンス研究所に来たきっかけ
 私が医療ガバナンス研究所でインターンをさせていただくことになったきっかけは、研究所のホームページを拝見したことです。しかも、インターンのページをいつの間にかブックマークしていました。これはインターンに実際に申し込むはるか前、おそらく大学1年生のころに行ったものと思われます。当時の私は友人の影響で、インターンというものに関心がありました。そこで地元の県議会議員の先生にFacebookでご連絡を差し上げるも、「現在は募集していません」とのことで別の当てを探し始めました。その過程で研究所のホームページと出会い、ブックマークしたのだと思います。
 実際に応募したのは、昨年10月、春休みをどう過ごそうか思案していた時でした。これまでの大学の春休みは多くの時間を鉄道旅行に費やしてきましたが、今年は何か新鮮な体験をしたいと思い、再びインターンのことが頭に浮かびました。比較検討した上で最終的にこちらに決めた理由はどのような方々がいらっしゃるのかが比較的明確であったからです。インターンの体験記をお読みしても様々な学生の方がいらっしゃり、開かれた雰囲気も感じました。応募には勇気が必要でしたが、試験直後の解放感に身を任せて応募させていただきました。

2.    医療ガバナンス研究所でのインターンの出来事や思い出
 最も印象に残っている出来事は、初日の夜の会食です。この日は、理事長の上昌広先生と、成田市に関係する方々との集まりでした。私はあまりの浅学ぶりにインターン中毎日のように上先生から「まだまだいっぱい勉強しないといけないねえ」と言われたものでしたが、この日の会食で飛び交った単語(※)は半分以上が初めてお伺いするものでした。あまりに衝撃的だったことを鮮明に記憶しております。

 

 ※参考までにその日の検索履歴の一部を以下に列挙させていただきます。
  瀬島龍三、岡野俊一郎、紀尾井坂、鳥越俊太郎、加賀乙彦、おきや、塩崎潤、

  石田三成、石井健一、林芙美子 放浪記、如水庵、肥後もっこす、井伊直政、

  船井総研、江藤新平 首 写真、明治維新 佐賀 法務大臣、児島惟謙、

  伊達藩 イネ、もく星号墜落事故、稲盛和夫、重信房子、熊野寮、

  加藤登紀子(敬称略)

                  思い出に残っているのは研究所での何気ない時間です。お昼ご飯は出前を取っていただいた

                 り、台所で皆さんと作ったりして楽しくいただきました。長机に先生方も含めて集まっていた

                 だくのは、小学校の給食を思い出すようで懐かしい気持ちになりました。また、秘書の方々に

                 はとても親切にしていただきました。研究所の壁に掛けられた絵について尋ねると、作者の方

                 や展覧会の情報について、詳しく教えていただきました。インターン中の予定についても柔軟

                 に対応していただき、「無理してない?大丈夫?」と温かいお言葉が大変嬉しかったです。

 

3.    医療ガバナンス研究所での活動
 
インターン中の活動は一言でうと「体験する、調べる、書く」これらの繰り返しでした。

それぞれについて説明いたします。
 まず、「体験する」では、これまでお会いしたことがないような方々との面会・会食や異郷への訪問の機会をいただきました。たとえば、政治家の方や自衛隊の方、五輪メダリストの方、ほかにも多くの経営者の方々とお会いしました。また、成田市や福島市、いわき市を初めて訪問させていただきました。
 次に、「調べる」では、前もってお会いする方のご経歴を調べたり、ご著書を読んだりしました。他にもお伺いする土地の歴史について調べたり、会話の中で知らなかった言葉について調べたりしました。お話の中で自分のルーツである佐賀や母校について知らないことが多いと気付かされ、それらについても歴史や経済など様々な角度から深掘りしました。
最後に、「書く」では上記のように体験したり調べたりしたことを文章にまとめ、発信させていただきました。日々のFacebookでの活動報告をはじめ、福島を訪ねた経験については新聞に投稿いたしました。

4.    医療ガバナンス研究所で学んだこと

 約1ヶ月間、「体験する、調べる、書く」を繰り返し、多くの学びを得ることができました。以下に記述いたします。

1.)歴史を学ぶこと
 インターン前は歴史を学ぶことに対してつまらないと思っていました。

 それは、現在と過去を切り離して考えていたからだと思います。

 しかし、現在に残る痕跡から辿り歴史を学ぶことで過去と現在の間に

つながりを見出すことができ楽しく感じました。
 たとえば、研究所近くにある高輪大木戸。江戸時代、江戸の南の入り口

として治安維持と交通規制の役割を果たしていました。再開発真っ只中の

今、側を行き交うのは通勤客ばかりですが、かつてこの周辺は旅人やその

送迎客で賑わったそうです。再開発によって高輪の歴史が注目され、再び

観光客で賑わう様子を想像するとわくわくしました。

 

2.ファクトを基に思考すること
 インターン中、新聞や雑誌に投稿させていただく文章を書く機会が複数ありました。その際、上先生には「ファクトをベースに議論する」ことをご指導いただきました。福島を訪問した経験を文章にしたことがありましたが、現地のどなたがどんなことをおっしゃっていたか、具体的なエピソードから自分が伝えたいメッセージを導きました。そして、思考する際には自分の引き出しを増やすために幅広く学ぶこと、自分を形作る地元の歴史などのルーツについて深掘りすることが重要だと学びました。これらがないと一般論に終始してしまいます。「国なんてものはない」と上先生はよくおっしゃっていました。「国」ではなく、突き詰めれば「人」がいるということです。大きな主語を使うのではなく、具体化することでものごとを整理して認識できると思いました。私も大きな団体名を主語に使い現状を憂えることがあったと反省しました。

 

3.)人とのご縁を大切にすること
 インターン中、お会いした方には必ずお礼のメッセージを送ることをご指導いただきました。お忙しい中メッセージに目を通していただき大変恐縮でしたが、どのお方も「がんばってください」、「何かあればいつでも言ってください」と暖かい言葉をかけてくださいました。
 実際上先生もこれを徹底されているそうで、インターン中にお会いした方が上先生について「一回パネルディスカッションでお会いしただけなのにメールをくださった」と語られていました。インターン中様々なエピソードをお伺いしましたが、東日本大震災の際に行われた透析患者のバス輸送など、人のご縁なくしては成し遂げられなかったことばかりだと思いました。

 

5.    医療ガバナンス研究所でのインターンを考えている学生に一言
 インターン期間中は初めてお会いする大人の方に囲まれることが多いです。そんなとき、研究所の同世代の方との交流は肩の力を抜くことができる貴重な機会でした。皆さんがインターンの「先輩」に相当し、私がインターン中に取り組んでいることを過去に経験されていらっしゃったため、良き相談相手となってくださいました。私もこれからインターンをされる方を歓迎しますし、力になりたいと考えております。研究所でお待ちしております!

 

 

 最後になりましたが、上先生をはじめとする医療ガバナンス研究所の皆様及びインターン中お世話になった皆様に厚く御礼申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

インターン初日の会食にて

研究所にてティータイム

後ろの石垣が高輪大木戸跡

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東京海洋大学 海洋生物資源学科

安永 和矩

海洋大生として医療ガバナンス研究所で学ぶこと

〈1〉医療ガバナンス研究所に来たきっかけ
 私がこの研究所に来たきっかけは、浪人時代にお世話になった代ゼミの藤井先生の紹介です。また、父親も上先生と東大剣道部時代から付き合いがあり、とても優秀な方だから、大学で東京に行くなら是非挨拶にとのことで、伺うようになりました。初めて訪問した日、一緒にお昼ご飯を頂いたのですが、全国各地から集まる優秀な社会人の方と医学部生との交流で圧倒された事を今でも覚えています。この日以来定期的に顔を出させていだくようになりました。

〈2〉インターンを通して学んだこと
現場を見ることの重要性
大学1年時に行った福島でのインターンの際に「現場を観ることの重要性」というものを学びました。この時震災遺構の「荒波小学校」に訪問し、被災地での実状等に触れました。訪問する以前は、テレビ等からの情報のみであったので、どこか他人事のような感覚でいました。しかし、実際に被災地を訪れ、津波の恐怖や当時の緊迫感などを感じ、初めて東日本大震災のことを理解し始めました。また、漁業の復興に関する話しをお聞きしたのですが、国による支援が実際の漁業者が求める支援と乖離しているというようなケースが多かったそうです。このような経験から、実際に現場に足を運び、「本物」を体感することが重要であると感じました。私はこの経験以降、大学での座学的な学びを踏まえた上で、漁業の実際の現場に足を運ぶことを心がけるようになりました。今後も研究と実際の現場の繋がりを意識した上で、研究活動を行っていきたいと思います。

異業種の人との交流の重要性
私は、昨年の12月に現場からの医療改革推進協議会(現場シンポ)に参加させて頂きました。このシンポジウムでは、当然参加者の多くは医療関係者であり、私は完全にお門違いの存在でしたが、水産業と医療における相違点について考えるきっかけになりました。特に印象的であったことは、両者ともに、人手不足や作業の効率化が課題とされる一方で、その対策の一環でもあるICT技術の進捗度合いには大きく差があることです。シンポジウムの際に、医学生に話しを聞いたところ、医療の現場においては、患者さんが目の前にいなくとも、遠隔で手術が可能であるということをお聞きしました。一方で、水産業界においては、AIを用いた養殖の自動管理等も進んではいるものの、現在研究開発段階と行った形のものが多いです。
また、医療関係者のように、普段の生活では接点のない異業種の方との交流によって、新たな視点を得る機会を得ると同時に、医療と水産業の関係性について気づくきっかけとなりました。シンポジウムに参加する前は、医療と水産業はまったく異なる領域だと考えていましたが、実際に参加してみると両者の密接な関わりを知ることができました。例えば、患者の治癒に水産系健康食品が貢献したり、海洋天然物から新薬が開発されたりするなど、両者の連携によって解決可能な問題が多く存在することに気づきました。また、専門分野にとどまらず異業種の方と交流することで、共創の可能性を模索することができるという考え方も身につきました。

 

〈3〉最後に
 このように、インターンを通して現場に足を運ぶことの重要性や医療と水産業の関連性など、新たな発見をすることができました。常に優秀な方々に触発されるような環境に身を置けることは非常に貴重であり、ありがたいことです。また、インターンの中で情報発信の機会も与えていただくなど、さまざまな貴重な経験を積むことができました。今後も、さまざまな人との交流の中で新たな発見を重ねつつ、自己成長につなげていきたいと思います。

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研究所にてシンガポール留学経験を発表

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真鯛養殖で出荷の手伝い

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北海道大学医学部

金田 侑大

北海道から世界へ-医療ガバナンス研究所で磨いた発信する力-

いかに社会との接点を持つか。

 

私が4年間、日本で「医学生」として過ごしてきた結果生まれた疑問だった。実際、医学生は体の外のことを学ぶ機会が殆どない。私は通っている北海道大学では、"新渡戸カレッジ"という学部横断型のグローバル人材育成プログラムに入っているのだが、そこで仲良くなった文学部や教育学部の友達が、次々と世界に飛び出していくのを見て、焦っていた。

 

刑務所でのインターンや礼文島での1ヶ月の遺跡調査など、医学とは関係ないことで、自分ができることは何でもやった。ただ、全てが短期決戦のような感じで、その分野の芯の部分まで、自分の言葉になっていないな、と、そんなモヤモヤを抱えて過ごしていた。

 

そんな時に出会ったのが、上昌広先生だった。

 

「医者は"調べて書く"を一生続けるんだよ。」

 

私が出会ってきた先生の中で、情報発信を医師として当然の仕事と捉える、そんな先生は一人もいなかった。上先生は私の名前をGoogle検索しながら、「"金田侑大"でヒットするページと、"上昌広"でヒットするページ数を調べてみて。それが今の君の発信力だよ。これからの時代は自分の発信力を付けていくように。」と続けた。

 

それからは毎月1本、医療ガバナンス学会が発行するMRICというメールマガジンで、自身の経験を発信するように努めてきた。また、尾崎医師や谷本医師にご指導いただき、2023年は65本(筆頭43、共著22)の論文・論考を世に送り出すことができた。

 

まだまだ未熟ではあるが、少しずつ、自分の言葉で意見をまとめ、発信することができるようになってきたと感じる。このような環境で学ばせていただけてることに感謝ばかりだ。

 

引き続きご指導のほど、何卒よろしくお願いいたします。

尾崎章彦医師と研究所で

尾崎章彦医師と研究所で

濱木医師、上先生とランチ

濱木医師、上先生とランチ

前衆議院議員 塩崎恭久先生と

前衆議院議員 塩崎恭久先生と

横山禎徳先生勉強会で

横山禎徳先生勉強会で

上先生、鳥越俊太郎さんと

上先生、鳥越俊太郎さんと

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カレル大学第一医学部

小山愛珠

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▲井元教授の研究室にて

▲上先生方と共に

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宗教団体!?
医療ガバナンス研究所でのインターン活動を終えて

こんにちは。私は現在、チェコのカレル大学医学部(Charles University First Faculty of Medicine)で医療を学んでいる日本人医学生です。今回は夏休みを利用して行った私の医療ガバナンス研究所での活動を紹介します。

【宗教団体と囁かれる研究所に応募した経緯】

医療ガバナンス研究所と検索をかけた際、目にするのは、「医療ガバナンス研究所 ヤバい」、「医療ガバナンス研究所 宗教団体」という関連項目です。なぜ私は貴重な夏休み期間を費やし、宗教団体と謳われる研究所に入ったのか。理由は単純です。私がその項目を目にしたのは応募し終わった後だったからです。元々、三ヶ月という、一学期分に相当するブレイクを得た訳ですが、周りに優秀な生徒が溢れている中、何か違った分野で自分にできることはないかと葛藤していました。英語で学んでいるという特権を活かして応募した医療翻訳は見事に不採用で、実家は開業医ということもあり、お世話になろうと考えましたが、実績も何もない私にできることといえば、医療補助という名の雑用係でした。もちろん実際に医療の現場に立つということ自体は貴重な経験であると感じましたが、私が求めていた内容とは何か異なるものでした。もうバイトでお金だけでも貯めようと医療関係の経験をする希望をなくしかけながら、インターネットで検索をかけていたところ、たまたま出てきたのが医療ガバナンス研究所でした。インターン生の項目を拝見すると、なんと私の姉が通うスロバキアに位置するコメニウス大学を卒業された先輩医学生がいらっしゃいました。他にも二週間という最短コースで活動されていた学生さんもいて、熊本に拠点をおいている私にとって、これ以上にない最高の条件に応募しない理由はなく、すぐに快諾のメッセージをいただきました。後日、再度医療ガバナンス研究所を検索すると、バナーの横に並ぶ文字は宗教団体、ヤバいという批判的な項目ばかりでした。自分の性格上、一回決めたことは自分の目で確認するまで気が済みませんでした。こうして、約二週間弱という研究所史上最短での活動をスタートすることになりました。

 

【活動】

活動と言っても、最初は大学生である自分に何ができるのかと考えていましたが、上先生の紹介で、普段学生生活を送っているだけでは会うことができない方々と対談をさせていただき、そのことを記事として書き、最終的には新聞やMRICなどに掲載したり、レターというミニ論文を書かせていただいたりなどもあります。他にも実際に福島へ行き、坪倉先生とお会いし福島の現状を聞き、自分の目で見ました。私は福島へ行くことが初めてだったので、以前までは無知で世間に流れる情報に流されていて、詳しく知ろうとすることもありませんでした。しかし、今回活動の一環として行くことになり、私は本当に有難い経験をさせていただいたと感じています。なぜならば、そこには美しい福島の自然があり、福島の素敵な方々に出会えたからです。実際に訪れて坪倉先生からお話を聞くまでは曖昧な知識や偏見ばかりでした。だからこそ自分の目で見て確認することの大切さがあります。そして皆さんに福島へ訪ねてみてほしいです。

どれも最初はスキルや経験がないので難しい課題だと感じますが、上先生を始めとするベテランの方々が何度も校正してくださり、徐々に慣れていくと思います。私は熊本県出身で、海外の大学に通学していることもあり、研究所での活動は実質二週間弱になってしまいましたが、ご縁もあり、現在でも論文作成に携わらせていただいています。

 

【活動を通して学んだ大事なこと】

今回、研究所での活動を通して学んだことは社会に出てから大事なのはもちろん、日常から意識することでワンステップ上の人材になれるのではないかと感じます。

- ご縁を大切に: この事項は他の学生さんも多く綴っているのを目にしましたが、私もとても大事だと感じました。上先生のご縁のおかげで、色々な方々と出会い、たくさんの貴重な経験をさせていただきました。一回会ったから終わりではないのです。そのいただいたご縁をどうするかは自身に関わっています。上先生はご縁を特に大切にされているからこそ、現在もたくさんの方から慕われているのだと感じます。

- 経験したことを記事として残し発信する: どこかへ赴き、何か新しいことを経験した際にただ思い出にするのではなく、記録として残すと、その過程で記事を書くことを意識できる、発信することで読者からのフィードバックを得る、成長へ繋がる。

- 対人との共通性を見つける: 共通の話題を見つけることでより親近感を得ることができ、相手の視点から物事を考えられる。

- 初めて会う人や場所の情報を前もって知っておく: これは特に重要だと感じました。私は、モデルナジャパンの鈴木社長や井元清哉教授、坪倉正治教授といった日本を代表する方々とお会いすることができました。対談する際に相手のことを先に知っておかなければ、話しが進むことも更なる理解も難しいと感じました。初めて行く場所も、その土地の歴史や現在とのつながりを知っておくことで意外な発見がたくさんあります。実際に私も東京で活躍する熊本の偉人に気づくことができました。

- ファクトを述べる: これは記事を書く時にとても重要な要素であると考えます。記事を書くとなっても、自分の考察だけを綴ったものは根拠もなく文も進みません。自分の実際に体験したことや事実を踏まえて考察したものに価値があり、読者を惹きつけるのです。

- Try and Error: 今回のインターンはまさに試行錯誤の連続でした。しかし、何かしらの課題を目の前にして、挑戦するか悩み、最終的にやらないことの方が、とりあえずやってみて最初は上手くいかずとも挑戦し続けることより怖いと感じました。トライして失敗してしまってもそれを経験として生かすことに意味があると感じました。

- 新しい人材を歓迎する: 私が今回出会った社会の一線で活躍される方々は、私のような実績のない者と対話するときに共通して、心から歓迎してくださり、同等に扱ってくださいました。お話をさせていただくたびに緊張していた自身としてはとても有難いことでした。そして医療ガバナンス研究所に在籍されている方々も上先生を主体として歓迎してくださります。この社会の大先輩たちからの歓迎を受けたからこそ、自身も後輩を歓迎すべきだと感じます。

【現在インターンを考えている方へ】

このページを見ている学生さんは何を求めているのでしょうか。『大学生のうちに何かできないかな。でも何をしたらいいのだろう。』と悩んでいる方。とりあえず医療ガバナンス研究所にきてください。医学生のみならず何か自発的に頑張りたいと感じている人であれば、この研究所をお勧めします。私は周りに経歴がすごい人が沢山いたとしても、大事なのは経歴だけではなく、課題を与えられた時にどう行動し、何ができるかであると考えます。そのようなスキルや社会で通用する大事なことが得られます。そして何よりも研究所の方々が暖かく歓迎してくださり、学生ではなく一人の社会人のように扱ってくれます。こんなに良心的な場所はありません。

【最後に】

上先生、医療ガバナンス研究所でお会いできた皆さん、インターンを通して対談できた方々、短い期間ではありましたが、貴重な機会に感謝します。実績のある方々と出会えて、歓迎していただき本当に光栄です。ただ学生生活を送るだけでは得ることのなかった貴重な経験ができました。この学びは私の人生のバイブルです。これからもよろしくお願い致します。

最後までお読みいただきありがとうございました。
 

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カレル大学第一医学部

村澤玖宣

1.インターンのきっかけ

自分自身の将来像は漠然と持っていても、それを叶えるチャンスである第一歩をなかなか踏み出せない学生は多いのではないでしょうか。

特に、医学生は日頃の勉強に追われ、自身の目標である医師としての将来像に対し時間をかけて熟考することは難しいと思います。

もちろん、このことが万人に当てはまるとは思っていませんが、少なくとも私自身はそのような学生の一人でした。

こうした中で、大学の夏休みに日本に帰国した際に、今まで培った大学での座学からは得られない、多種多様な知見を広げるために、何事も最初の一歩が肝心だと思い、医療ガバナンス研究所で約1ヶ月間インターンに参加しました。

2.インターンを通して学んだこと

インターン初日から上昌広先生との対談は、強烈的でした。

上先生による多分野に渡る質問攻めに遭い、自分が持っている知識の偏りにやるせなさを覚えました。今思えば、特定の物事に関しての知識が浅いなかで、いくら考えても答えは出ないことは明白であるので、第一に、「何事も下調べをする」ことの重要さを痛感しました。

上先生から、「真っ先に必要なのは、自分自身の視野を広げることです。一流の方々に会うことから始まります。」という言葉をいただき、まずは、お会いする著名な先生についての下調べをし、仰る言葉を素直に受け止め、そこから自分で考え抜く力を発展させていくことを念頭におき、私のインターンは始まりを迎えました。

 

【人との出会いを大切に】

私は、インターンの間上先生のご紹介をいただき、多くの著名な方にお会いさせていただきました。「初めて会う人や物に触れる前は、必ず下調べをすること。」人として当たり前ではありますが、とても重要であると実感しました。その原点は、初めてお会いさせていただいた、株式会社スポーツバックス社長、澤井芳信さんとの対談にあります。澤井さんとお会いする前に、自分自身で下調べをし、彼について一通り調べさせていただきました。その私が得た知識と自身が野球経験者であったことを活かし、澤井さんと会話させていただいた結果、「自分が人生の中で得た経験や挫折は、プレイヤーとしてだけでなく、様々な方面から支えることができるのだよ。」と心から語りかけてくださいました。

人生の糧になりうる、経験やご縁というのは自分が「全てのことを学びたい」という思いを強く持ち、相手に感じてもらうことが大切であるとまさに実感した時でした。

このような当たり前であることを地道に一貫して続けていくことにより、相手との共通点を探る機会となる上、人との関係は強固なものになり、最終的に自分の人生をより豊かなものにしてくれるのだと、強く感じました。

 

【自分の言葉で発信】

人との関わりを経て得た経験や自分が調べて得た新たな知識は、自己の記憶の中に留めておくのではなく、自分自身の言葉でFacebookなどを用いて、論理性を高め、発信力を強化していくことが大切であることを学びました。
自分が発信していくものは、世間の目に触れるので、記事の内容に間違えがないか、当事者の方に確認をとり、幾度もの構成を重ねることで初めて一つの記事が完成します。
一朝一夕で身につけられる能力ではないため、時間こそかかりますが、着実に進歩していると実感しています。

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▲澤井芳信社長と上昌広先生との対談の様子

3.インターンでの活動

私は、現在、チェコ・プラハにあるカレル大学で医学を学んでいることを活かし、日本人としてチェコと日本の医療全体を比較し、その結果見えてくる両国間の特性について、将来的にこの研究がチェコと日本の両国だけでなく、世界的な医療の発展の兆しとなるよう熟考を重ねているところです。最終的に論文を完成させられるよう、研究に必要なファクト集めにつとめ、多角的にテーマを考察しています。

 

4.医療ガバナンス研究所でインターンを考えている学生へ

医療ガバナンス研究所のインターンを通してお会いする方々は、間違いなく一流です。それにも関わらず、まだ医学生である私に真摯に向き合い、本質に迫る非常に熱心な指導をしてくださいました。この1ヶ月で私の人生経験値は、大幅に上昇したと思います。それは、単なるスキルや知識面だけではなく、人との関係や物事に対する考え方です。

自身の持つ視野を広げ、医学界のみならず、他分野にわたる一流の人たちと出会うきっかけは、医療ガバナンス研究所でのインターンシップで得られます。

最初の一歩を踏み出す勇気を持って、チャンスをモノにしてみませんか。

 

5.主な活動実績

http://medg.jp/mt/?p=11846

 

 

この場をお借りして、インターンの間、著名な方々との交流の場を提供させてくださった、

上昌広先生を始め、新俊彦先生、井元清哉先生、上田和朗先生、尾崎章彦先生、瀧田盛仁先生、坪倉正治先生、宮野悟先生、澤井芳信社長、鈴木蘭美社長、森信啓太社長、難波将鋭さん、事務員の方々、レクタス株式会社の皆様、医学生である私に真摯に向き合ってくださいました皆様方に心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。

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国際医療福祉大学医学部医学科3年

丸山敬大

1.インターンのきっかけ

私は、医療ガバナンス研究所で2週間インターンをさせていただきました。私が大学に入学してから今まで約2年半の間、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた学生生活を送ってきた為、学外で学ぶ機会がほとんどありませんでした。そんな中、昨年の「現場からの医療改革推進協議会シンポジウム」に参加させていただき上先生にお世話になったご縁で、医療ガバナンス研究所でのインターンについて知りました。このインターンに申し込んだのは、今までの大学での勉強に加え、広く多様な人脈をお持ちで幅広くご活躍されている上先生のもとで広い世界に触れ自分の視野を広げたいという理由からでした。私がこの密度の濃い2週間で特に学んだことは「人間関係の重要性」「どの方向を向いて行動をするか」の2つです。

私は「人間関係の重要性」について特に「人間関係の構築」という面から学びました。私は昨年の「現場からの医療改革推進協議会シンポジウム」に参加させていただくまで目上の方にお会いしたことがほとんどなく、シンポジウムに参加させていただいたときも先生方と名刺交換をさせていただくだけで満足していました。しかし、今回のインターンの中で、出会った方にお会いできた感謝の気持ちを込めてメールを送ること、そのようにしながら人とつながっていくことの重要性を上先生から教えていただきました。お会いできた方と名刺交換後も継続してつながっていくやり取りの大切さを知りました。その結果、インターン中に元検察官の郷原信郎さんをはじめ、普段はお会いすることすらできないたくさん方々とつながることができました。

次に「どの方向を向いて行動するか」ということについて、上先生から様々なエピソードを伺う中で学びました。

 

1つ目のエピソードは、福島県立医科大学教授の坪倉正治先生が東日本大震災後に相馬、南相馬の医療支援のため福島に入られたときの話です。福島に入られる際に上先生が坪倉先生に対して「研究をしに行くのではなく患者を診療しに行くのだ」と繰り返しおっしゃっていたと伺いました。そして坪倉先生が患者のことを第一に考え被災された方々の方を向いて医療を実践された結果、地元の方々から今もなお信頼され続けていると知りました。

そして2つ目のエピソードは、強豪大阪桐蔭高校野球部の西谷監督についての話です。西谷監督は夜遅くまで寮で個別面談をおこない、それぞれの選手が成長するために何をするべきかを話し合っていると伺いました。この話から、名将・西谷監督はとにかく選手の方向を向いた指導をされているのだと感じました。この2つのエピソードからわかるように、「どの方向を向いて行動するか」ということが結果を大きく変えうるのだということ知りました。私が今後様々な活動をおこなう中で、どの方向を向いて行動するべきかしっかり考えて活動していきたいと強く思いました。

このようにインターンの中では、大学の授業では学ぶことのできない医療以外の貴重な学びをさせていただきました。私は一人前の医療者になりたいと医学を志しましたが、医学の知識や経験だけではない、一社会人になるためには様々な学びが必要なのだと教えていただきました。将来一医療者として医療現場に入ってからも、これらのことを忘れずに精進していきたいです。

2.インターンで特に印象に残ったこと

ここからは今回のインターンで特に印象に残ったことについて紹介します。

1つ目は、福島県立医科大学にて、海上自衛隊幹部学校教官の後瀉桂太郎さんによる安全保障や核に関する講演を聞いたことです。この講演の中で特に福島で核についての話を聞いたことで、ロシアが核を使用するかもしれないこと、そして最近日本でも原発再稼働に向けて動き出しているなど、原子力についての問題を再認識するとともに、めまぐるしく動く安全保障、特に日本の安全保障に関して自分の中で随時情報をアップデートし続けて学ぶべきであると改めて感じました。その講演会の後、福島県立医科大学の竹ノ下誠一理事長とお会いする機会がありました。理事長ご自身のご経験を伺い、トップに立つ方の考え方を学ぶことができ大変刺激を受けました。

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後瀉桂太郎さん講演会で

2つ目は、福島でおこなわれた立谷陽介さん主催のコンサートを手伝いさせていただいたことです。このコンサートを通じてNHKの八重樫伊知郎さんとお会いする機会がありました。少しの間でしたがテレビ制作に関わるプロフェッショナルの方とお話しすることができ、貴重な経験となりました。

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立谷陽介さんコンサート

3つ目は元検察官の郷原信郎さんの事務所に伺ったことです。郷原さんは、東京大学理学部を卒業されたのちに司法試験に合格され検事になられたという異色の経歴をお持ちで、上先生に同行させていただかないとお会いできない方でした。私はその時に感じた郷原さんの何事にも動じない、何度も勝負所を経験されてきたというオーラが非常に印象に残っています。

郷原信郎さんの事務所で

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最後に4つ目は、アメリカから来られた笹川財団の方々と上先生とのディスカッションを見学させていただいたことです。私の通っている大学では英語での医学の学びに非常に力を入れているので、大学外で海外の方とお会いすることができとても良い経験になったとともに、主に日本の新型コロナウイルス対策の現状についてのディスカッションは非常に勉強になりました。

今回のインターンを通してたくさんの方にお会いし、その出会い1つ1つが貴重な経験となり、大学にいるだけでは知ることができなかった多くの世界を知ることができました。大学では和田耕治教授や松本哲哉主任教授など多くの医学の専門家の先生方の授業を受け学んでおりますが、郷原さんや後瀉さん、八重樫さんにお会いしたことで医療以外でのプロフェッショナリズムについても触れることができ、自分の考え方や向かうべき方向について広い視野をもって考えられるようになりました。

また医療ガバナンス研究所に出入りする学生に出会い日々活動する中で、行動力やパッションのある方が多く非常に刺激を受けました。私はこれから大学で学ぶことに加え、今回のインターンで学んだことを心に刻み医学生、そして一医療者として幅広い選択肢の中から自分なりの色を見つけ今後更に成長していきたいです。

上先生をはじめ2週間インターンをさせていただいた医療ガバナンス研究所の皆さま、そして今回のインターンでお世話になって皆さまに心から感謝申し上げます。今後とも引き続きご指導くださいますようよろしくお願い申し上げます。

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自治医科大学医学部医学科6年

加藤直人

1.医療ガバナンス研究所に来たきっかけ

私の在籍する大学には、一定の基準を満たした学生を対象に6年時の国家試験対策講義と卒業試験を免除し、7ヶ月の間自由に実習先や実習内容を決めることを許可する制度があります。私はその制度を利用して、医療者に限らず様々な方と出会うことと、卒後臨床研究ができるよう論文を書くことなど、病院外での経験を求めてインターネットで「医学生 インターン」と検索しました。それで上位にヒットしたのが、医療ガバナンス研究所です。ネット上では褒められも叩かれもしていましたが、実際に見てみないと本当のところは分からないと考えて、勢いで1ヶ月のインターンを申し込みました。

 

2.インターン中の出来事や思い出

医療ガバナンス研究所に来る前は、上先生に対して、なぜこれほど実績のある人がいわゆる「出世」の道に進まずにNPOなんてやってるんだろう、と疑問に思っていました。しかし初日に上先生とお話しさせていただいて気付きました。上昌広という個人として実力があるからこそ、組織に迎合することなく自身の意図に従った活動ができるのです。私は将来について漠然と、厚生労働省やWHOなどの保健機関で働くのもいいなと考えていました。そこに上先生のWhyの質問攻めに遭い、自分が何をしたいのかよく分からなくなってしまいました。今思えば、それらがどんなものかよく知らないのだから、ちゃんと考えるとよくわからなくなるのは当然かもしれませんが、当時はショックを受けました。「今の君に必要なのは、視野を拡げることです。一流の人材に会うことです。」という言葉をいただき、まずは先生方の仰る言葉を素直に受け取り、考える力を養うことを決意してインターンが始まりました。

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インターン初日

3.インターン中の活動内容

医療ガバナンス研究所には、上先生独自の人脈で様々な一流の方がおいでになります。

「今日来た全員とLINE友達になって、君がグループを作りなさい。」と仰る上先生のおかげで、貴重なご縁をたくさんいただきました。例えば、東京大学剣道部OB会に同伴させていただいた際にお会いした小田知宏さんはNPO法人発達わんぱく会の設立者であり、理事長です。小田さんのお話に興味を持った私はすぐにアポを取り、浦安市の教室を訪れました。遊びの小道具はスタッフさんの手作りで、発達や障がいの程度によって同じ目的でも少しずつ変えるそうです。プレイルームの内装は、子どもに不必要な刺激を与えないようにあえてシンプルにしていました。こういった学びは、自分の目で見て初めて気づくことのできるものです。現場に足を運び、机上の空論ではなく実体験から学ぶ重要性を強く実感した経験でした。

 

その他、私の地元である山形県で土建業を営む前田直之さん、福島で原発事故後の健康影響調査を続ける坪倉正治先生など、たくさんのプロフェッショナルを訪れました。また上先生にご縁を繋いでいただき、これから訪問させていただく方もたくさんいらっしゃいます。まだまだ出会いが広がっていくことがとても楽しみです。

 

4.インターン中に学んだこと

毎日学ぶことばかりでとても上げきれませんが、今後の人生に深く関わりそうだと考えたものをいくつかご紹介します。

 

【人との接し方】

・相手の「内在的価値観」を知っておくこと

内在的価値観とは、その人が生まれ育った環境、集団で歴史的に引き継がれている価値観のことです。自覚がなくても個人はその影響を受けているとされます。例えば戊辰戦争で勝利し、明治維新後日本の中心となった薩長土肥は、現代でも政界や科学界に数々の著名人を輩出しています。山口県を例に挙げると、先日演説中に銃撃され死亡した安倍晋三氏の生まれ故郷であり、選挙区です。憲政史上の首相在任日数の上位4名は、安倍晋三、桂太郎、佐藤栄作、伊藤博文であり、山口県出身者が独占しています。また総理候補として都度名前が挙がる林芳正氏の選挙区も山口県です。ノーベル賞受賞者の本庶佑氏も山口県で育ちました。前述の坪倉先生も、両親は山口県の出身です。なぜ、山口には政界や科学界のリーダーが多く生まれるのでしょうか。これには吉田松陰と松下村塾の門下生たちに由来する「いけいけどんどん」の内在的価値観があると上先生から教わりました。その価値観は、当時絶対的な権力を持っていた江戸幕府を相手に戦い、勝利した具体的な成功体験に基づきます。つまり自分達は動けば偉業を成せるという成功イメージが育まれているのです。1842年創立の松下村塾で醸成された内在的価値観が、地域で脈絡と受け継がれ、現代の若者にも影響を与えているというのは俄には信じ難いことでした。しかし大学で全国から集まった学生と関わる中で人柄の地域性には傾向があると感じていた私にとっては、ある意味で腑に落ちる話でもありました。

 

【社会への働きかけ方】

・肩書きでなく、固有名詞を使うこと

実際に物事を動かしているのは、肩書きの奥にいる固有名詞の人間です。例えば、前述の東大剣道部OB会で吉添圭介さんという(当時)内閣府地方分権改革推進室の参事官(総括)を務められていた方とお会いしました。学生時代の泥臭い(酒臭い?)青春のお話をお聞きして、その人間性に惹かれました。アポを取り、内閣府を訪問させていただきました。霞が関に足を踏み入れたのは初めてでしたが、そこで働く人の顔がバラバラだったのは、当たり前ですがやけに印象深かったのを覚えています。職員食堂で「お財布応援企画」の500円ランチの看板を発見してさらに親近感が増しました。国家といえども、結局は固有名詞の人の集まりであることを実感しました。

 

【臨床研究について】

・流れを読むこと

引き出しを増やすこと:新聞や週刊誌を読むこと。歴史を知ること。今回The New England Journal of Medicineの、戦争から帰還した兵士の脳症に関する論文に対するLetterを投稿しました。上先生に初めに指示されたのは、ハート・ロッカー、ブラックホーク・ダウンといった戦争映画の鑑賞でした。オリジナリティを出すことより先に、自分に引き出しを作ることが重要であると知りました。

発信の機会を増やすこと:学生のうちはネタも出力もコネもないので、いきなり素晴らしい論文を仕上げて一流雑誌に載せようとは思ってはいけないと教わりました。まずFacebookのような身近なところで文章を書く。ひたすら書く。そうして着々と発信力を上げていくことが重要です。

 

・患者さんにとっての関心ごとを中心に据えること

検査結果でなく、症状や生活への影響に注目すること:上先生が論文や記事や論文をお書きになる一方で、患者さんをしっかり診ていることが意外でした。患者さんを診ている限り「ローリスク」で、患者さんを診なくなるほど本質から離れていってしまうということです。

最終的に患者さんに還元されること:自分がしたい研究だけすれば良いのではありません。プロの医療者としては、患者さんや社会が求めている研究をすることにより価値があるのです。

 

・論文に適した英語を使うこと

日本語の原稿ができてから、また別の勝負が始まりました。受験では満点をもらえる英訳をしても、「論文ではこんな言い方しない」とボツになるのが悔しかったです。一つ一つ調べて修正していく地道な作業でした。

 

 

私の大学は、全員が地域枠のような形で僻地医療に従事するという制度のもとで運営されており、学生同士や大学、都道府県庁との繋がりが非常に強いことが特徴です。これは僻地の医療水準を一定に保つためには有効ですが、一方で「長いものに巻かれる」のが吉という風潮に繋がり、個人としてのアイデンティティを育てにくい環境でもあると考えています。

上先生はもちろん、研究所に出入りしている他の学生さんたちも、製薬マネーやワクチンに関する研究、機械学習など何らかの強みを持った実力者が勢揃いしていました。良くも悪くもバランス型の私と比較した時、自身にもの足りなさを感じ悔しい思いをしたことを覚えています。僻地で総合診療をするにしても、自身のアイデンティティを確立していくことの重要性を実感しました。

「診療して、調べて、書く。」この繰り返しで医療者として上達していくと上先生はよく仰ります。インターン中は、インプットだけでなくFacebookの投稿やNEJMのレターなど、文章を書くことにも力を入れました。これからも発信を続けていき、診療と臨床研究の両輪で自身のアイデンティティを活かして専門家として生きていきたいと考えています

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「ニュースの職人」鳥越俊太郎さん。

「毎日、笑顔で前向きに生きる」ことを教わりました

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『街道を行く』を聞き流しながら、上先生執筆記事の校正作業中。

「内在的価値観」学習のため、映画やドキュメンタリーも観ました。

5.医療ガバナンス研究所でのインターンを考えている学生に一言

医療ガバナンス研究所にいらっしゃる先生方は、間違いなく超一流の実力をお持ちです。それでも、自分のような縁もゆかりもない学生に対して非常に熱心に、人生の核心に迫るような指導を時間をかけてしてくださいました。

私はこの1ヶ月で、本当に人生が変わったと思っています。それは、テクニカルなスキルや単なる知識ではなく、人とのご縁であり、物事の考え方です。医療ガバナンス研究所は、いわゆる魚を与えるのではなく魚の釣り方を教える場所です。勇気を持って一歩踏み出した人にのみチャンスは訪れます。視野を広げたい、色々な分野の一流の人と会いたいという方には、医療ガバナンス研究所でのインターンをおすすめします。

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秋田大学医学部医学科6年

宮地貴士

当事者の視点、相手のニーズを第一に考える重要性を学びました

医療ガバナンス研究所に来たきっかけ

私は大学3年生の頃からアフリカ・ザンビア共和国での医療支援プロジェクトに取り組んでいました。その活動報告会を都内で開いた際に、とある参加者の方が「力を貸してくれる先生がいる」といって上昌広先生を紹介してくれました。

 

医療ガバナンス研究所でのインターンの出来事や思い出

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上研究室で

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ザンビア共和国・マケニ村にて

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インターン初日に行われた上先生との面談は今でも強烈に印象に残っています。ザンビアでは無医村に住む住民の健康を支えるために診療所の建設を進めていましたが、現地パートナーとの軋轢などがあり、プロジェクトが宙ぶらりんな状態になっていました。当時の私は、ザンビアでの事業がうまくいかないことに対して政治の腐敗や医療制度の問題を取り上げていました。それを聞いた上先生から一言、「事業は人と一緒に進めるものだよ。君は現地の誰と一緒に取り組んでいるの?」。まさに痛い所を突かれました。現地の保健局や非営利組織と連携はしていたものの、担当者が変わることなどが頻繁にあり、現地で責任をもってプロジェクトを動かしていく人がいなかったのです。「この先生には嘘はつけない」そう思い、先生がどのような人と共にプロジェクトに取り組んでいるのか、学ばせていただくことにしました。

 

医療ガバナンス研究所での活動

上先生からは「君はザンビアという“国”や制度の問題とかを言っているから、実際に“国”を動かしてきた方の話を聞いた方がいい」といって佐藤慎一さんを紹介してくれました。元財務省事務次官としてB型肝炎訴訟や東日本大震災後の復興に向けて最前線で活動してきた方です。佐藤さんの話は目から鱗でした。「国なんてものはないのだ。結局は国民一人一人がどう考えるかだ」。そんな考えの佐藤さんが財務省を退職後、全力で向き合っている課題が日本における租税抵抗でした。「長年、税の現場で働いていて日本人はなぜ税金に反対するのか。なぜ納得してくれないのか。ずっと違和感があった。日本人の価値観に腹落ちする税制とは何なのか。歴史をさかのぼって明らかにしたい」。私は佐藤さんの研究をお手伝いさせていただくことにしました。「日本人が増税に反対するのは、政府を信用していないからだ。特に戦争を経験した世代には強い国家不信がある」。佐藤さんの示唆に富む分析を下に医療ガバナンス研究所の津田健司先生、瀧田盛仁先生、谷本哲也先生、上昌広先生と共に「政府の公衆衛生事業であるワクチン接種も消費税と同じで、政府への信頼が関係しているのではないか」と仮説を構築、各国別のワクチン信頼度と消費税率に関する相関を調べ、The Lancetに通信(Correspondence)として発表しました。現在は、2011年の東日本大震災後に租税抵抗の強い日本でなぜ復興増税が導入できたのか、その背景にある日本人の深層心理を分析し、新型コロナウイルス対策に生かせるのではないかと考え研究を進めてきます。

医療ガバナンス研究所で学んだこと

当事者の視点、相手のニーズを第一に考える重要性を学びました。上研には医療界に限らず、 “かっこいい大人たち”が集まっています。政治や行政、スポーツやビジネスなど各分野で一流と呼ばれる人たちです。皆さんのお話を伺っているとある共通点が見えました。それは、お客さんや支援者、患者さんなど自分だけの“ファンクラブ”を抱えており、組織の論理などに振り回されずに自立しているということです。自分で手と足を動かし稼いだ情報はどれもリアルで決してネットに転がっている話ではありませんでした。私も、将来は上研で学んだことを生かし、どんな場所で働くことになっても、その土地に住む住民のニーズを掴み、最適な医療サービスを提供していきたいです。

 

医療ガバナンス研究所でのインターン考えている学生に一言

インターンとして何をやるのだろう?と感じる方も多いと思いますが、いきなり研究や調査活動などに参加するのではなく、まずは先生方の“カバン持ち”として武者修行が始まります。私は研究室のスタッフの方からお茶出しの仕方を一番初めに教えてもらいました。(笑)音を立てないお盆の使い方、コップを置く位置など意外に奥が深く、“おもてなし精神”の重要性を学びました。早速教わったことを生かし、先生たちのミーティングにお茶出しとして顔を出し、挨拶をして、お話を伺う。こんな感じでインターンは始まっていきます。決して敷居は高くないので、少しでも興味があれば気軽に連絡してみてください。

 

主な業績

1.研究活動
1) Miyachi T, Ozaki A, Saito H, Sawano T, Tanimoto T, Crump A. Opioids: A 'crisis' of too much or not enough - or simply how rich you are and where you live?. Eur J Pain. 2021;25(6):1181-1194. doi:10.1002/ejp.1767
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33822443/

2) Miyachi T, Tanimoto T, Kami M. Evaluation of modelling study shows limits of COVID-19 importing risk simulations in sub-Saharan Africa. Epidemiol Infect. 2020;148:e113. Published 2020 Jun 9. doi:10.1017/S095026882000120X
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32513346/

3) Miyachi T, Takita M, Senoo Y, Yamamoto K. Lower trust in national government links to no history of vaccination. Lancet. 2020;395(10217):31-32. doi:10.1016/S0140-6736(19)32686-8
URL: https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31908281/

4) Miyachi T, Nomura K, Minamizono S, et al. Factors Associated with Insomnia Among Truck Drivers in Japan. Nat Sci Sleep. 2021;13:613-623. Published 2021 May 18. doi:10.2147/NSS.S307904

5) Wada M, Ozaki A, Miyachi T, Tanimoto T, Crump A. Pharmaceutical good manufacturing practice: Leuplin® production in Japan identifies major international shortcomings. Invest New Drugs. 2021;39(4):1167-1169. doi:10.1007/s10637-021-01080-y

2.メディア出演
2.1 ハフポスト日本版
秋田の無医村 「嫉妬」が引き起こす医療崩壊―所得格差と、「医師=万能」という誤解が医師と村民を分断する―
URL:https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5ce5eb35e4b0547bd132133f

 

2.2 AERA dot.
休学してザンビアの無医村に診療所を設立 国際化へ舵を切る医学生たち
URL: https://dot.asahi.com/aera/2020022800015.html

 

2.3 Lifepedia
Vol.29 「ザンビアでは胃カメラですら2か月待ちとかなんです。いずれは日本並みの医療水準にしたいです。」
URL: https://lifepedia2021.com/2021/03/29/vol-29/

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高校1年生

藤井聡子

私が初めてインターンとして活動させていただいたのは、中学二年生の時、シンポジウムの会場での案内係としてでした。

もともと上先生とは両親が東大剣道部時代からお付き合いいただいていたこともあり、幼い頃からよく研究室にお邪魔していましたが、その年は自分と同い年の中学生二人がインターンとして参加しているのを知り、私もメンバーに加えていただきました。  

 

会場では様々なテーマについて現場の第一線で活躍されている方のお話を聞かせて頂きました。もちろん私には理解が難しい話も多くありましたが、参加者の方々の対話を生で聞くことができて本当に刺激になりました。私が最も衝撃を受けたのは沢山の方々がお話の後に質問を投げかけていたことです。他者の話を自分の中で消化し、経験や情報と繋げ、そこにいる全員とさらに深い議論をするということが当たり前な光景を目の当たりにし、自分の学ぶ姿勢を見直す機会になりました。  

 

その後、学校の仲間、他校に通う医学に関心のある友人とともに研究室にお邪魔したときには、東京大学医科学研究所の先生にゲノム編集技術についてのご講義をいただき、今までほとんど知らなかった世界の入り口を覗くことができました。ゲノム編集の発想やその発展のスピードに驚かされ、自分の想像も及ばない世界が存在するのだということに改めて気づきました。同時に、研究が世界中で進んでいるという大きな視点から、遺伝子にフォーカスするミクロの視点にまで触れられたことは、自分の視野を広げることにも繋がりました。

 

研究所でのインターンは、学習に対する意識や自分の行動に今までになかった視点で向き合う機会を頂ける場であると思います。吸収することに溢れた環境に感謝し、これからも成長していきたいです。

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スロバキア・コメニウス大学卒EU医師

妹尾優希

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伝説のポケモン級の先生たちと一緒に経験値大幅アップのチャンス!

1.医療ガバナンス研究所に来たキッカケ

2016年8月、大学1年生の夏休みに日本に帰国した際、首都圏でコンビニクリニックを展開している「ナビタスクリニック」の理事長、久住英二先生に紹介していただきました。欧州の大学医学部に進学している学生の記事を久住先生がFacebookで紹介され、「もし記事を書いてみたい人がいましたら、連絡してください」とあり、私から連絡差しあげたことがきっかけです。

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上研究室で

2.医療ガバナンス研究所でのインターンの出来事や思い出

私が初めて上研究室を訪問した2016年8月、上昌広先生との面談中に福島についてどんなイメージを持っているか尋ねられました。2011 年 3 月 11 日、私はニュージーランドの中高一貫校に留学していました。その為私は福島について、現地メディアが当時報道していた、原発事故や津波被害による福島県の変わり果てた様子や、放射能汚染の妊婦や乳児への影響に関する報道の印象をそのまま持っており、漠然と福島の人々は被ばくによって、発達障害やがんなどの健康被害を受けていると考えていました。

 率直にそう伝えた際に、上先生は訂正することなく、「自分の目で見ておいで」と、原発事故後、浜通りで内部被ばく検査や二次的な健康影響に関する調査をされている坪倉正治先生に連絡し、福島県を訪問する機会を設けてくださいました。

福島訪問では、坪倉先生に同行させていただき、南相馬市立総合病院や相馬中央病院での診察や、内部被ばく検査の様子を見学しました。見学を通して、福島県に住む方の内部被ばく量が想像より大幅に低いことを知りました。また、頻繁に飛行機に乗る私の内部被ばく検査で得られたカリウム40の値の方が、地域住民の方々より高いことを実際に自分の目で確認し本当に驚きました。見学中に見せていただいた、住民の方のアンケートからは、住民の方の放射線個人被ばく線量が福島県内での外出時間の長さや食べている農産物の産地とほぼ関係がないこともわかりました。さらに、これは福島県内の農産物に対する徹底した放射能検査のおかげであることも知りました。

初めての福島訪問は、「自分の目で見て、調べて、確かめる」ことの重要さや、こうした無知・無関心が福島県の方々が苦しむ風評被害の一因となっていたことを痛感する貴重な経験となりました。

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上昌広先生と

3.医療ガバナンス研究所での活動

医療ガバナンス研究所のインターンでは主に、研究所の先生方の論文執筆のお手伝いや、レターと呼ばれる文量の少ないタイプの論文投稿などをしています。

初めて、論文執筆のお手伝いをさせていただいたのは、女性の貧血対策の研究に取り組まれている山本佳奈先生の、米国医師会誌(Journal of the American Medical Association)上で産科系の論文掲載数が増加していることを分析した論文です。最初は、Excelの使い方もよくわからず、EndnoteやPubmedの存在すら知らない中、山本先生や常磐病院(福島県いわき市)の谷本哲也先生、瀧田盛仁先生、尾崎章彦先生にメッセンジャーやスカイプを通して丁寧に教えていただきました。この研究は2018年10月にCurerusという医学誌に掲載され、自分の名前を連ねさせていただいた時は、本当に嬉しかったです。

また、今となって考えればとんでもない話ですが、初めて自分が筆頭著者となり投稿した論文は、「毎日世界中から何千もの論文を受け取っている編集部が、引用文献の内容チェックなんかするわけないだろう」と考え、形式を揃えないどころか、番号すらいい加減につけていました。

私の至らなさで、投稿締め切りギリギリの早朝3時にお電話したり、何度チェックしても「.」「スペース」の位置などの小さなミスが治せていなかったり、締め切りに間に合わなかったりと、ご迷惑を多々おかけしているにも関わらず、本当に優しく辛抱強くご指導いただいています。紆余曲折ありますが、学生の間に自分が筆頭著者の論文が4報、共著論文がさらに12報発表しました。そして、これら全16報が米国国立医学図書館データベースPubmed掲載されていることは私の自慢です。

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大学のクラスメート

尾崎章彦先生と

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4.医療ガバナンス研究所で学んだこと

一般論を書かないファクトベースの文書の書き方と、読み手のことを考えた文章の書き方について、ご指導いただいています。初めて書いた記事は、1500文字程度の体験記だったのですが、初稿から完成まで3ヶ月ほどかかりました。その後も、MRIC、新聞の読書投稿欄、Web媒体の記事、学術誌のコラムなど様々な媒体に寄稿する機会をいただき、誰が読んでいるのか、誰に何を伝える文書なのか、誰が寄稿記事の採用しているのかを考えて記事を書くことをご指導いただきました。

また、記事を書く為に、「自分自身のことについてよく知り、他人や他の土地との違いや共通点を探す」ことをご指導いただいています。その為に、自分のアイデンティティとなる郷土の歴史や特徴、留学先であったニュージーランドやスロバキアについてよく調べ、深堀りとアップデートを常に行うことをご指導いただいています。

ついつい怠りがちで、とっさに尋ねられた人口など基本的なことが出てこなくなってしまうことも多々あり、一進一退ではありますが、めげることなく地道に邁進してまいりたいと思います。

 

5.医療ガバナンス研究所でのインターン考えている学生に一言

社会人に近づくにつれ、時間を投資してくれる大人、いい加減なことを言った時に見逃さず本気でボコボコにしてくれる大人は少なくなると実感しています。上昌広先生をはじめとする上研究室にいらっしゃる方々は、いわば伝説のポケモン級の方々ばかり。

ぜひ、経験値大幅アップのチャンスをお見逃しなく!

勉強会の様子

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6.主な業績のリスト

論文実績(2021年8月12日現在発表済みの論文)

1) Pharmaceutical company payments to authors of the Japanese guidelines for the management of hypertension. Senoo Y, Saito H, Ozaki A, Sawano T, Shimada Y, Yamamoto K, Suzuki Y, Tanimoto T. Medicine. 2021; 100 (12):e24816. doi: 10.1097/MD.0000000000024816

2) Association between COVID-19 morbidity and mortality rates and BCG vaccination policies in OECD countries. Senoo Y, Suzuki Y, Tsuda K, Tanimoto T, Takahashi K. Journal of Infection Prevention. 2021;22(2):91-93. doi:10.1177/1757177420976812

3) Prioritizing infants in a time of Bacille Calmette-Guérin vaccine shortage caused by premature expectations against COVID-19. Senoo Y, Suzuki Y, Tsuda K, Takahashi K, Tanimoto T. [published online ahead of print, 2020 May 22]. QJM. 2020;hcaa179. doi:10.1093/qjmed/hcaa179

4) The Proportion of Female Physician Links With Advanced Educational Opportunity for Female and by Female. Yuki Senoo, Morihito Takita, Akihiko Ozaki, Masahiro Kami, IJHPM, 2020 Jan, doi 10.15171/ijhpm.2019.147

5) Yamamoto, K., Ozaki, A., Senoo, Y., Sawano, T., Tanimoto, T., Sah, R., & Wang, J. (2020). Underperformance of Reverse-Transcriptase Polymerase Chain Reaction in Japan and Potential Implications From Diamond Princess Cruise Ship and Other Countries During the Ongoing COVID-19 Pandemic. International journal of health policy and management, 9(11), 498–500. https://doi.org/10.34172/ijhpm.2020.109

6) Ozaki A, Senoo Y, Saito H, Crump A, Tanimoto T. Japan's Drug Regulation Framework: Aiming for Better Health or Bigger Profits?. Int J Health Policy Manag. 2021;10(1):47-48. Published 2021 Jan 1. doi:10.34172/ijhpm.2020.56

7) Uprety A, Ozaki A, Senoo Y, et al. Flood damage in Nepal exacerbated by underlying conflict with India. Lancet Planet Health. 2017;1(9):e351-e352. doi:10.1016/S2542-5196(17)30159-6

8)  Sawano T, Takita M, Senoo Y, Nishikawa Y, Crump A, Tsubokura M. The responsibility of the Japanese Media, The Fukushima accident & the use of personal data for research [published online ahead of print, 2019 Jul 27]. QJM. 2019;hcz193. doi:10.1093/qjmed/hcz193

9) Miyachi T, Takita M, Senoo Y, Yamamoto K. Lower trust in national government links to no history of vaccination. Lancet. 2020;395(10217):31-32. doi:10.1016/S0140-6736(19)32686-8

その他の活動:

  • 2018年1月よりMRIC Global 編集者として寄稿文の編集、福島民友で掲載中の坪倉先生の放射線教室の英訳を担当。

  • 2018年2月より日本原子力学会誌「AtomoΣ(アトモス)」のコラム欄を毎月連載。

  • 2019年5月より「m3」のメンバーズメディアにて、「スロバキアの現役医学生がみた医療教育」と「ただいま日本。東欧帰りひよっこ医師の日常」にて、スロバキアや東欧の医学部事情や日本帰国後、福島での病院実習で得た学びと気づきに関するコラムを毎週連載。

  • 幻冬舎オンライン、プレジデントオンライン、ハフィントンポストなどに掲載記事多数。

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