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医療タイムス

研究員 山本佳奈

【コラム】ワクチン接種が進まぬ日本、自粛のみでは限界に 2021/4/28

 夏に開催を予定している東京オリンピックとパラリンピックの開催を再考すべきではないかという社説が、4月中旬にイギリス医師会雑誌(British Medical Journal)から公開されました。

 現段階で日本は新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込めていないこと、ワクチン接種の遅れや検査能力の限界は政治的なリーダーシップの欠如に起因していること、そして、世界全体で新型コロナウイルスによるパンデミックを封じ込め、命を救う必要性があるにもかかわらず、国内の政治的・経済的な目的のために「東京2020」を開催することは、世界の健康と人間の安全保障に対する日本の責務と矛盾しているといえます。

 医療従事者や高齢者以外のワクチン接種がいつになるか不透明なまま感染予防や自粛を強いるだけの対策を行うのではなく、今一度、世界各国のあらゆる対策を参考にし、国内での感染対策に反映させる必要性があると私は感じています。

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