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医療タイムス

理事長 上昌広

医療タイムス(2020/3/18) 【コラム】「診療、調査、論文」から独自の視点が

「ドイツメディアの記者は「日本の研究者を取材すると、ほとんどの人が政府の言い分をいう。あるいは反対する。独立して考える人が少ない。いろいろと聞くと必ず挙がるのが先生の名前だ。だからコンタクトした」といった。」

「日本のメディアは正反対だ。新型コロナウイルスの件で、あるテレビ局の担当者から「政府批判は控え目にお願いします」といわれた。国内メディアから多くの取材を受けてきたが、マスコミの制作現場には自粛の空気が存在する。これはメディアの自殺だ。」

「今回、新型コロナウイルスに関心を持ったのは、外来診療で、多くの患者さんから「コロナは大丈夫ですか」と聞かれるからだ。 患者の疑問に答えるため、公開されている論文やデータをもとに、自分なりに考えてみた。それが独自の意見となった。」

「私が医者になって27年目だ。診療して、論文を書く作業をずっと続けてきた。多くの患者の診療に役立つからだ。医師の一生はこの繰り返しだ。引き続き精進したい。」

※本文抜粋

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