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日本製薬工業協会(製薬協)に加盟する製薬会社79社による公開データを集計・解析した。C型肝炎治療ガイドライン(日本肝臓学会が作成・公表)の作成委員医師17名に対して2016〜2017年度に支払われた謝礼金は計1億2,500万円だった。

❑ 製薬協加盟79社中47社(59.5%)が医師に謝礼金を支払っていた。謝礼金支払い額の多い製薬会社は、MSD(約2,500万円)アッヴィ(約2,300万円)ブリストル・マイヤーズ スクイブ(約2,000万円)だった。

ガイドライン作成委員は17名全員が製薬会社から謝礼金の支払いを受けていた。個人が受け取った謝礼金の最高額は約3,000万円で、1,000万円以上が3名500万円以上が9名だった。

製薬業界や治療ガイドラインへの信頼性を担保するために、ガイドライン作成委員における金銭的関係を適切に公開する必要がある。


論文題名:Pharmaceutical company payments to authors of the Japanese Clinical Practice Guidelines for Hepatitis C treatment

URL:https://doi.org/10.1111/liv.14761