FACTA
- eyamashita1101
- 6 日前
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理事長 上昌広
最後の砦／大都市近郊大病院も「赤字続出」／あの「順天堂」「聖路加」も苦しい 「総合」病院の看板に固執する医療機関はもはや生き残れない。東京でさえ「医療砂漠」になりかねない。
2025年8月号
都市部の医療崩壊は、大学病院からはじまる──総合病院に迫る構造改革の波
大都市中心部に位置する大学病院や、歴史ある総合病院が、診療報酬の抑制と物価高騰の影響を受け、深刻な経営難に直面している現状を示しました。
競争力のない診療科を閉鎖し、診療領域を絞って資源を集中的に投下する──専門性の高さが患者の支持を集め、高度医療の維持と経営安定の両立につながると考察しています。
今後は、在宅医療・プライマリケアへの転換や、地域医療機関との実習連携の強化が求められます。また、都内の大学病院に勤務する医師をリストラすることで、医師偏在の是正につなげる現実的な方策も提示しました。
本稿は、都市部の医療機関が直面する構造課題と、日本医療に根深く残る厚労省・医系技官による統制の構造に対し、具体的な改革の方向性を示す内容となっています。
Summary by E. Yamashita, MEGRI (based on original articles authored by others).
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