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医療タイムス

インターン 金田侑大

【コラム】東大コロナ留年問題の署名活動を発起 2022/10/12

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学生の学ぶ場を守ろう! 〜東大はコロナ留年生と対話の場を〜

 この署名活動は、コロナ感染学生への対応の見直しと改善の取り組みを、東京大学教養学部・文部科学省にお願いするためのものです。署名は1分で完了し、それが公に公開されることはございません。何卒お力添えのほど、よろしくお願いいたします!


『 私は昨年9月から今年7月まで、英・エジンバラ大学で国際保健を学ばせていただきました。…試験のオンライン化や感染時の金銭的支援など、学生が主体の教育を継続するための(コロナ禍での)サポートがとても充実していました。


 帰国してすぐ、東大が、証明書類の提出や信頼性が担保できないことを理由に、コロナ感染学生に対する追試験などの代替措置の実施を廃止したというニュースを耳にしました。


 一連のニュースを目にし、学生がコロナ禍でも安心して学べる環境を整えることは、今の東大には難しいのではないか、と私は感じました。

 文科省が各大学にコロナ感染学生に対するオンラインなどによる代替措置の実施を要請している一方で、その実施基準が各大学・各教員の裁量に一任され、ある科目で認められる補講や追試が、別の科目では認められないといったちぐはぐな状況では、教員と学生の間に十分な信頼を築き、コロナ禍の特性に応じた柔軟な対応を行うことは難しいからです。


 コロナ感染とその後遺症により進級に必要な試験が受けられず、留年となってしまった医学生は私が学んでいる北海道大学にもいます。


 勇気を振り絞って声を上げた杉浦さんを見過ごしてしまったら、次に似たような問題が起きたときに、誰も声を上げられなくなってしまう…。そのような思いで、署名活動を発起するに至りました。


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