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医薬経済WEB

  • eyamashita1101
  • 3 日前
  • 読了時間: 2分

研究員 谷本哲也


薬のおカネを議論しよう 第二次トランプ政権の薬価政策と日本の岐路 第150回


2025年12月1日号


薬価引き上げをめぐる圧力──「ドラッグロス」が現実に?


アメリカの製薬業界団体トップで、ファイザーCEOのアルバート・ブーラ氏が来日し、「日本の薬価は安すぎる」として引き上げを求めました。米国では現在、薬価の引き下げが進められており、著者はその“穴埋め先”として日本が狙われていると指摘します。


欧米では費用対効果を重視し、高薬価を抑える姿勢が一般的です。一方、日本では薬価制度に強制力が乏しく、値下げが難しいのが実情です。加えて、高齢化により医薬品の需要が大きい日本は、製薬企業にとって「値上げが通りやすく、継続しやすい市場」と見なされがちです。


ブーラ氏は高市首相と面会し、「首相は問題を理解している」と発言。著者はこの発言を、“高薬価を認めないなら新薬を後回しにする”というメッセージをにおわせるロビー活動の一環と読み取り、ドラッグロス(新薬の供給遅れ)を背景とした圧力が現実化しつつあると警鐘を鳴らしています。


著者は、製薬大手の主張には根拠が乏しい事実を示したうえで、高薬価を正当化するには「創薬費用の透明化」や「成果連動型契約」など、科学と財政のバランスを取る冷静な戦略が必要だと訴えています。



Summary by E. Yamashita, MEGRI (based on original articles authored by others).

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