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医薬経済WEB

  • eyamashita1101
  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

理事長 上昌広


上昌広の日本医療の診立て 「強欲」すぎる製薬産業が国民から見放される日 第63回 病院経営は苦境なのに、院長に巨額のマネーが集まる実態


2025年12月1日号


薬価「イノベーション論」の虚構と医療現場の苦境

 ―製薬産業の公共性と倫理を問う―


世界の製薬企業は、2000~2018年の間に8兆ドル超の利益を上げながら、「高薬価こそが新薬開発=イノベーションを生む」と主張し、薬価引き上げの正当性を訴えてきました。

しかし、実際には社内での新薬開発は全体の2割未満にとどまり、利益の多くは株主還元や企業買収(市場支配の強化)に充てられている――こうした実態を、英医学誌『ランセット』は社説で厳しく批判しています。


日本では薬価上昇の影響を受けて、大学病院の経営はますます逼迫。2024年度の大学病院全体の経常赤字は508億円にのぼりました。

その一方で、製薬企業は2022年度、病院長を含む医療関係者や団体への謝礼等に、赤字に匹敵するほどの巨額資金を投じていることが明らかになっています(医療ガバナンス研究所調査)。


筆者は、病院長こそ本来は製薬企業に対して厳しい批判を行うべき立場にあるとし、製薬企業には「公共の利益のための行動」が強く求められていると訴えています。


本稿は、政策・倫理の双方から一読に値する論考です。



Summary by E. Yamashita, MEGRI (based on original articles authored by others).

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