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医薬経済WEB

  • 2 日前
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理事長 上昌広


【連載】上昌広の日本医療の診立て 東大医学部「改革」の裏側に潜む利権争い 第68回 附属病院の本部直轄の狙いと 今後の厳しい展望


2026年 5月1日号

東大病院改革の受益者――清朝が映す組織衰退の代償


東大では、附属病院が生み出す収益を長く医学部が管理してきましたが、不祥事を契機に、工学部出身の学長が本部直轄化へ踏み切りました。公的資金への依存から政策に左右されやすい東大では、高市政権の工学系重視を背景に、臨床研究をはじめとする中核的な医学研究への資源配分が細ることが懸念されます。医学部内で循環していた資金が、東大病院や医学研究に還元されず、組織内のゼロサムになりかねません。


清朝末期の腐敗や縁故人事、責任回避が改革を阻み、中国が改革開放へ転じるまで、アヘン戦争から138年を要しました。明治以来、先人が築いてきた国家的財産である医学部を、次世代へ引き継げるのか――東大は、医学部の道筋を明らかにすべきです。



(編集・要約:医療ガバナンス研究所 山下えりか)

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