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東洋経済ONLINE

  • eyamashita1101
  • 10月18日
  • 読了時間: 2分

更新日:10月19日

理事長 上昌広


1位沖縄、2位鹿児島、3位福岡…インフル流行地の意外な特性――感染拡大が冬だけじゃなくなった"根本原因"と"対処法"《医師が解説》


2025/09/21


――温暖化・国際往来・がんリスクへの視点から


近年、インフルエンザの流行は冬季に限らず、年間を通じて分散する傾向が強まっています。地球温暖化や人の国際的な移動の影響により、従来の「冬の感染症」という前提を見直す必要があると指摘しています。


実際に、人口10万人あたりの訪日外国人宿泊者数が多い地域ほど、インフルエンザ感染者数の増加傾向が見られ、グローバルな人流が流行動態に影響している可能性が示唆されます(図表参照)。


本稿では、65歳以上の大規模研究で感染リスクを24%低下させたとされる高力価インフルエンザワクチン(抗原量4倍)の有効性を紹介。日本では60歳以上への適応で、2026/27シーズン以降の使用が見込まれています。


さらに、米コロラド大学らによる『Nature』掲載の研究では、インフルエンザや新型コロナ感染が、がんの転移を約1.5倍促進する可能性が報告されており、ワクチンの意義が感染予防にとどまらないことが示されています。


グローバルな視点と最新の科学的根拠に立脚したインフルエンザ対策を伝える論考です。


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Summary by E. Yamashita, MEGRI (based on original articles authored by others).

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