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東洋経済ONLINE

  • eyamashita1101
  • 4 日前
  • 読了時間: 2分

研究員 谷本哲也


「家事」をする男女ほど"脳が衰えない"。海外から研究結果が続々と報告――『じゃあ、あんたが作ってみろよ』は脳の機能からみても正しいワケ


2025/10/22


日常の家事と脳の健康――“動く・考える・つながる”がもたらす予防効果


認知症予防の観点から、家事がもつ可能性に注目が集まっています。

英国や中国、シンガポール、米国など複数の国で行われた大規模研究では、家事を定期的に行う人ほど認知機能の維持に関連する傾向が報告されました。


研究によれば、掃除や洗濯などの「軽い家事」は注意力や記憶力の刺激となり、床拭きや買い物などの「重い家事」は下半身の筋力やバランス感覚の維持に効果があるとされます。家事を通じて「動く・考える・つながる」ことが、脳と体の健康を支える補完的な働きを持つのです。


また、こうした日常的な活動は、社会的孤立やうつ、運動不足など、認知症リスクの修正可能因子への対策にもつながります。


本稿では、「週に数回以上の家事を続けること」がもたらす健康上の利点や、性別にかかわらず得られる効果、家事に潜む心理的・社会的意義について、各国の調査結果をもとに紹介。

特別な道具や場所を必要とせずに取り組める「地に足のついた予防行動」として、家事の役割を再考する内容となっています。



Summary by E. Yamashita, MEGRI (based on original articles authored by others).

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