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東洋経済ONLINE

  • 13 時間前
  • 読了時間: 2分

研究員 谷本哲也


"脳に良い"との報告も「チーズの食べ方」の最適解――脂質のリスクをどう抑える? 健康効果を打ち消さないための「意外なルール」【医師が解説】


2026/2/5


チーズは認知症予防に役立つのか──最新研究から見える現実的な答え


近年、「高脂肪チーズの摂取が認知症リスクを下げる可能性がある」という研究結果が報告されています。スウェーデンで約2万8千人を20年以上追跡した研究や、日本の高齢者約8千人を対象とした研究では、高脂肪チーズを週に1回以上摂取している人で、認知症の発症が少ない傾向が示されました。


もっとも、これらは観察研究であり、因果関係が確定したわけではありません。背景としては、チーズに含まれる脂肪だけでなく、発酵由来成分やカルシウム、たんぱく質などが一体となって作用する「乳製品マトリックス」という考え方が示唆されています。


一方で、飽和脂肪酸の摂りすぎによる動脈硬化や心血管疾患のリスクは無視できません。チーズを増やすこと自体が目的ではなく、加工肉や精製された炭水化物をチーズに置き換える発想が重要です。


野菜・豆類・全粒穀物・魚・ナッツ・良質な油脂を中心とした食事を基本に、ナチュラルチーズを取り入れる──それが、現時点で最も現実的な向き合い方といえそうです。



Summary by E. Yamashita, MEGRI (based on original articles authored by others).



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