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Foresight

理事長 上昌広

Foresight(2020/2/4) 【連載】医療崩壊 (32)「新型肺炎」日本の対策は大間違い

「新型コロナウイルス対策を講じる上で、もっとも重要なことは、国内の感染状況を正確に把握することだ。厚生労働省は水際対策に力を入れているが、このような施策に意味があるのは、国内で感染が広まっていない場合に限られる。」

「感染症の重症化率を評価するのは難しい。それは不顕性感染や軽症で治ってしまう人がいるため、感染者の総数がつかめないからだ。重症率はどうしても過大に見積もられる。この点で、医療従事者の重症化率は貴重だ。医療従事者は健康状態を厳密に管理され、感染の疑いがあれば、すぐに検査を受ける。感染者数が正確にわかるので、重症化率もわかる。この数字の意味は大きい。」

「一旦感染が確認されると、2週間も隔離され、就業を禁止される。一体、いまの日本で2週間も家をあけ、仕事を休める人がどれだけいるだろうか。」「重要なのは感染者が家にいることだ。養生だろうが、仕事だろうが、自分の判断で日常生活を継続できる。」

「厚労省がやるべきは、希望者すべてが検査できるような体制を整備することだ。財源を用意し、保険診療に入れればいい。あとは放っておいても医療機関と検査会社が体制を整備してくれる。新型コロナウイルス感染は指定感染症のため、陽性になれば、医師には報告義務が課されている。厚労省はリアルタイムに感染状況を把握できる。」

〔 転 載 〕MRIC(Medical Research Information Center ) メールマガジン(2020年4月3日)

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