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福島民友

  • eyamashita1101
  • 6月21日
  • 読了時間: 1分

更新日:7月21日

研究員 坪倉正治


【連載】「坪倉先生の放射線教室」535 ミュー粒子、炉内を可視化

2025/6/7


福島第一原発の廃炉作業では、「ミュー粒子トモグラフィー」と呼ばれる先進的な可視化技術が導入されています。

宇宙線の一種・ミュー粒子の通過特性を解析することで、原子炉建屋内部の構造を非接触で推定し、“影絵”のように可視化するこの手法は、2016年に2号機内で高密度の塊を捉え、燃料デブリの存在を間接的に示唆しました。

測定には一定の時間を要しますが、作業員が立ち入ることのできない環境下において、今後の調査や廃炉計画を進めるうえで貴重な手がかりとなり得ます。



Summary by E. Yamashita, MEGRI (based on original articles authored by others).

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